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虫歯の治療・ダイレクトボンディング

20代 虫歯治療 ダイレクトボンディング #4

Before

After

症例情報

年齢 20代 治療方法 ダイレクトボンディング
性別 男性 通院回数 2回
主訴 歯がしみる。むし歯を治したい 費用

115,500円(税込)

治療のメリット 歯を削る量を少なくできる・自然な見た目・境目がピッタリできる
治療のデメリット 術後、一時的に染みることがある。予定通り歯茎が回復しない場合もある

治療経過

  • 治療前

    レントゲンにて小さな虫歯を確認しました。 トランスイルミネーターで透照診も行い虫歯の位置を確認しています。
  • 歯垢の染め出しとクリーニング

    歯垢などの汚れの上から接着はできません。 必ず治療前に、歯垢を染め出しジェットパウダークリーニングを行います。例外はありません。
  • 少しだけ削ってみる

    健康な歯をできるだけ削らないように どこから、小さく削りはじめるのか? ここを熟慮します。 今回は「ホリゾンタルスロットテクニック」と言って 横穴を開ける方法で治療しました。
  • 虫歯の除去が完了しました

    できるだけ、歯を削らないように。 でも虫歯は完全に除去する。 幸いなことに虫歯の大きさは神経までギリギリ・すれすれだっったので、MTAセメントを使うことなく済みました。
  • ルートセパレーターで歯間を広げる

    上から見ると、ルートセパレーターでわずかに歯間を広げているのがわかります。 これによって、隣の歯を傷つけたり、レジンが隣の歯にくっつかないように出来ます。
  • レジン充填

    さらに、テフロンテープを隣の歯に養生します。 そして超極細のシリンジを使って、ドロドロのレジンを少しづつ固めながら注入していきます。
  • 歯間を広げて研磨

    ルートセパレーターでわずかに歯間を広げたまま、治療するので、薄い研磨ディスクを使ってレジンを滑らかに研磨します。これによって充填されたレジンはツルツルピカピカになります。それによってフロスが引っかったり歯垢が付きにくくなったりします。
  • 充填終了

    ルートセパレーターを外したところです
  • 治療終了

    患者さんは20代でまだまだ人生はこれからなので 最小限の切削と、完璧な虫歯除去を両立しました。 もちろんレジンは一生持つ素材ではありませんが、 人生100年時代を見据え、若者にこそ必要な治療だと私たちは確信しております。

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立
2024年12月 下高井戸デンタルオフィス移転開業

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。