Case Study

症例

お悩みから探す:

新着情報

カテゴリー:

審美歯科・セラミック治療補綴のための歯周外科処置

30代 ジルコニアクラウン クラウンレングスニング(歯冠長延長)

Before

After

症例情報

年齢 30代 治療方法 ジルコニアクラウン/歯冠長延長術
性別 男性 通院回数 13回
主訴 銀歯を白くしたい 費用

374,000(円税込)

治療のメリット 状態の悪い歯を保存できる。綺麗な歯になる。
治療のデメリット 手術をする必要がある/神経の無い歯は将来的に割れる可能性がある

治療経過

  • 旧クラウン除去

    古い銀歯を外したところです。前医の歯の削り方もテーパーがつきすぎています。
  • 旧レジンコア除去

    歯の周囲に紫色の圧排糸を挿入し、慎重に旧レジンと虫歯を除去します。 歯の内部が齲蝕検知液で青く染まっています。 神経が無いと虫歯になっていても痛みを感じないので、虫歯があれば気がつかないうちに進行します。 近心の健全歯質が薄いです。抜歯をしてインプラントの検討しましたが、患者は30代と若く、相談の結果できるだけやれることはやって使い続け、ダメになったら将来的にインプラントにすることにしました。
  • 隔壁作成

    虫歯を完全に除去したのち、レジンにて隔壁を作ります。この後、根管治療を行います。 隔壁の質も根管治療の成功に大きく関わります。
  • 根管治療

    隔壁に穴を開けて根管治療をします
  • 支台築造

    ファイバーポストを入れて支台築造をしました。 ヨードで歯肉を染めました。 健全歯質が少ないので歯冠長延長術を行いできるだけフェルールを獲得します。
  • 側方面観

    6番周囲の角化粘膜幅は十分あります。
  • 歯冠長延長術

    6番の両隣在歯が天然歯なので、そこまで骨を削ることはできません。バランスを見ながらできるだけ6番のフェルールが獲得できるように骨整形を行いました。
  • 印象前

    手術から6ヶ月経過して、歯肉の安定を待ちました。
  • クラウンセット前

    歯肉溝からの滲出液を抑え、セメントが歯肉溝へ侵襲することを防ぐため事前にテフロンテープで圧排します。
  • フルジルコニアクラウン

    手術のおかげで、歯肉のボリュームも増しています。

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立
2024年12月 下高井戸デンタルオフィス移転開業

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。