Case Study

症例

お悩みから探す:

新着情報

カテゴリー:

神経を取りたくない・MTAセメント・歯髄保存療法虫歯の治療・ダイレクトボンディング

10代 虫歯治療 VPT(歯髄温存療法)ダイレクトボンディング #9

Before

After

症例情報

年齢 10代 治療方法 ダイレクトボンディング/MTAセメント
性別 男性 通院回数 2回
主訴 むし歯を治したい。神経をとりたくない。 費用

253,000円(税込み)

治療のメリット 神経を保存できる・歯を削る量を少なくできる・自然な見た目・境目がピッタリできる
治療のデメリット すべての症例に適応できるわけではありません。

治療経過

  • 術前

    右下奥歯に違和感があるとのことでした。 風をかけると猛烈にしみます。 しかし外から見ても穴は空いていません・
  • X線写真

    黄色で囲った部分に黒い影が見えます。 虫歯があります。
  • 咬合確認

    歯垢を染め出し液で染色したあとにジェットパウダークリーニングをします。歯を削る前に、咬合紙で、どこがあたっているかを確認します。当たっていない部分を削りたいので。
  • 少し削る

    とはいえ、X線写真でわかる虫歯の部分から、最小限に削ることは難しそうです。中で広がっているので。
  • 青い齲蝕検知液による虫歯の確認

    やはり中で虫歯が広がっていました。 咬合紙で印記された部分は結局削り飛ばすことになりました。 7番の近心にも虫歯があります。
  • 虫歯を取り除いたところです。

  • レジン充填

    先にレジン充填・研磨を終わらせました。
  • 6番の虫歯

    まだ、う蝕検知液でうっすら青く染まります。
  • 露髄

    2分以内に自然止血しました。神経の状態を確認し保存可能と判断しました。
  • MTAセメント

    MTAセメントを充填します。
  • スーパーボンド

    MTAセメントの上を象牙質に強固に接着するスーパーボンドでカバーします。
  • レジン充填

  • 研磨

    後日、咬合調整と研磨をしました。 適切な歯と歯の強さ、フロスを入れても引っかからないなめらかさを 実現しています。

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立
2024年12月 下高井戸デンタルオフィス移転開業

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。