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神経を取りたくない・MTAセメント・歯髄保存療法虫歯の治療・ダイレクトボンディング

10代 高校生の虫歯治療 VPT(歯髄温存療法)ダイレクトボンディング#7

Before

After

症例情報

年齢 10代 治療方法 VPT(歯髄温存療法)/ダイレクトボンディング
性別 男性 通院回数 3回
主訴 むし歯を治したい。神経をとりたくない。 費用

286,000円(税込)

治療のメリット 神経を保存できる・自然な見た目・境目がピッタリできる・歯の形態を変えることができる
治療のデメリット 術後、一時的にしみることがある。歯髄が保存できない場合もある。

治療経過

  • 歯垢染め出し

    歯垢染め出しとジェットパウダークリーニングをして治療に臨みます。接着阻害因子である歯垢を完全除去しないで治療するからこそ、レベルの高い治療になります。
  • どこから削るのか?

    できるだけ、健全な歯質を残すためにどの角度からアプローチするのが最も効果的かを瞬時に判断します
  • 齲蝕検知液

    虫歯が中で広がっていそうです
  • 大きな虫歯

    少しづつ虫歯を削っていきます。 まだまだ齲蝕検知液で虫歯が青く染まります
  • 5番の近心面にも虫歯がありました

  • レジン充填

    ルートセパレーターで歯間離開させて5番から充填します
  • ディスクにて研磨

    充填・研磨を先に済ませます
  • 4番の露髄

    5番が終わってから、4番をさらにアプローチします。露髄しました
  • MTAセメント

    保存できそうな歯髄の状態を確認したので、 MTAセメントを充填しました
  • スーパーボンド

    MTAセメントの上にスーパーボンドで離層します。 スーパーボンドは象牙質にも強く接着します
  • レジン充填

    少しづつレジンを固めていきます。一気にレジンを充填・硬化させるとレジンが歯から剥がれる力が働きます。
  • セメントにて仮充填

    時間が来ましたので、ここで一旦終了です
  • 2回目の治療

    仮に詰めていたセメントを除去します
  • レジン充填

    バイタイインリングを用いて、歯の接触点を作ります
  • 充填完了

  • 咬合調整

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立
2024年12月 下高井戸デンタルオフィス移転開業

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。