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メタルボンドのできるまで

どうやってセラミックの歯を作っているのでしょうか?

  1. 土台を削り型取りします。歯科医院
  2. 型取りから模型を作ります 歯科技工所
  3. セラミックの歯のフレームを作ります。
  4. フレームに色を変えながらセラミックを盛り付けていきます。

歯の内部構造どおりに色別にセラミックを足していくのですが
熱を加えないと最終的な色がでないので、歯科技工士は完成した色をイメージしながらセラミックを盛っていきます。
何層にも立体的に色を変えた陶芸を作っているようなものです。
形ができたら高温の窯で焼いていきます。
将来的に虫歯になりにくいように元の歯とぴったり合わせる「適合性」周囲の天然歯になじむ「形態」と「色調」そして物を食べる時に機能する「噛み合わせ」
まさに歯科医療はサイエンス&アートと言われる所以です。
セラミックの歯を作るのは本当に手間暇がかかるのですね。

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。