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神経を取りたくない・MTAセメント・歯髄保存療法虫歯の治療・ダイレクトボンディング

30代 虫歯治療 VPT(歯髄温存療法)ダイレクトボンディング #8

Before

After

症例情報

年齢 30代 治療方法 ダイレクトボンディング/MTAセメント
性別 男性 通院回数 3回
主訴 むし歯を治したい。神経をとりたくない。 費用

170,500円(税込)

治療のメリット 神経を保存できる。歯を削る量を少なくできる。自然な形にできる
治療のデメリット 術後、一時的に染みることがある。健全残存資質の量によってはクラウンになる場合もある

治療経過

  • ラバーダム装着

    ラバーダム装着・歯垢染め出しからのジェットパウダークリーニングが終了したところになります。
  • 虫歯の除去

    旧レジンを除去します。 写真ではわかりづらいですが、5番の遠心は歯肉縁下深く虫歯になっていて、今回その対応に苦慮しました。
  • 露髄

    歯肉縁下まで、ラバーダムをかけるため、途中でラバーダムの種類を変えています。 露髄した歯髄を観察すると保存可能と判断しました。2分で自然止血しています。
  • MTAセメント

    MTAセメントを充填します。
  • スーパーボンド

    MTAセメントの上から象牙質と強固に接着するスーパーボンドで覆います
  • レジン充填

    歯肉縁下からの出血が酷かったので、後日レジン充填作業になりました。無理に治療を進めず、確実に仕上げていきたいからです。妥協を入れると数年後に悪くなります。テフロンテープで5番遠心に歯肉圧排しました。 下高井戸デンタルオフィスは妥協を極力排除して治療します。
  • マトリックス装着

    6番近心の豊隆とバランスを見ながら、硬めのマトリックスを設置しました。
  • 充填完了

    充填完了です。6番は後日クラウンにするので、5番の形態はこれでよしとします。隙間は、6番の近心にレジンを足します。

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立
2024年12月 下高井戸デンタルオフィス移転開業

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。