DIRECT TOOTH BONDING

カテゴリー:

虫歯の治療・ダイレクトボンディング

23歳 男性 スタンプテクニックによるダイレクトボンディング

Before

After

症例情報

年齢 20代 治療方法 ダイレクトボンディング
性別 男性 通院回数 2回
主訴 フロスをすると引っかかる 費用

115,500円(税込)

治療のメリット 歯を削る量を極力少なくできる。
治療のデメリット 虫歯が大きく残存歯質が少ないと適応ではない

治療経過

  • 術前

    歯と歯の間に、昔治したレジンが脱離して引っかかっている状態 フロスをするとちぎれてしまうとのこと
  • 術中

    咬合面から小さく削ってレジンの破片を除去 中で虫歯が大きく育っていた
  • 齲蝕除去後

    ラバーダム防湿下で虫歯を丁寧かつ完全に除去 幸いにも露髄はしなかった
  • 知覚過敏処置

    シュウ酸カルシウムを露出象牙質へ塗布 象牙細管を封鎖し歯髄に刺激が少なくなるようにケアする
  • セレクティブエッチング

    良好な接着を得るためにエナメル質のみに選択的にエッチング処理をする
  • 隔壁設置

    隔壁を設置する この時隙間がないようにピッタリ設置すると レジンのはみ出しが無くツルツルに仕上げる事が可能
  • コンタクト部充填

    コンタクトを少し越えたところまで少しづつ光重合レジンを充填・硬化させる
  • スタンプでレジンを圧接

    治療前にシリコンで歯の形を印記してスタンプを作っておいた レジンを充填し元の形を再現する
  • テフロンテープ

    レジンとシリコンスタンプがくっつかないようにテプロンテープを介入しておく
  • 充填後・形態調整前

    歯の形を再現できた ここから余剰レジンを取り除き 歯の溝を器具を使って再現していく
  • 研磨・形態修正後

    術後1週間で研磨 オリジナルの形をほぼほぼ再現できている

執筆者情報

写真:瀧本 将嗣

院長/歯科医師

Masatsugu Takimoto

【経歴】
1997年 広島大学歯学部卒業
2004年 シエル歯科クリニック開設
2007年 医療法人社団瀧の会設立

【所属学会】

  • 厚生労働省認定臨床研修指導歯科医
  • 日本臨床歯周病学会 認定医
  • 日本歯周病学会
  • アメリカ歯周病学会(AAP)
  • 日本先進歯科医療研修機関(JIADS)

歯周病系の学会やスタディグループに所属し歯周病治療やインプラントの研鑽を積むが歯髄保存やダイレクトボンディングも得意とする。
長持ちする治療をモットーに、できるだけ患者ニーズに応えられるようにしている。